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【県の統計でみる】山形県 山岳観光地ランキング 〈R2年度〉

県で実施している「山形県観光者数調査」の令和2年度の調査結果を元にしたランキングです。

山形県内の山岳観光地を訪れた観光者数が多い順に並べています。

山岳観光地ランキング

1.鳥海山(ちょうかいさん、ちょうかいざん)/遊佐町・酒田市ほか

年間観光者数 129,600人

鳥海山

標高2,236 mの「鳥海山」は、山形県と秋田県にまたがる東北で二番目の高さの独立峰で、海に面してそびえ立つ日本では珍しい山です。

「日本百名山」の一つに数えられ「出羽富士」とも呼ばれています。(秋田県では秋田富士の名で呼ばれています)

「鳥海山」には多くの登山口が存在し、秋田・山形両県合わせて9つの登山口があり、5月~10月にかけて登山が可能です。

春は高山植物、夏は雪渓、秋は紅葉の眺めが素晴らしく人気がある山です。

鳥海山
標高:2,236m
所在地:山形県飽海郡遊佐町・酒田市・
    秋田県由利本荘市・にかほ市

2.月山(がっさん)/鶴岡市・西川町・大蔵村・庄内町

年間観光者数 113,300人

月山

山形県のほぼ真ん中に位置する「月山」は、羽黒山・湯殿山とともに出羽三山と呼ばれ、修験道の聖地として信仰を集めており、日本百名山のひとつでもあります。

また、夏スキーが出来る山として知られており、毎年4月10日にオープンする自然の地形を生かしたゲレンデでは、最長で7月下旬までスキーを楽しむことが出来ます。

【アクセス】
バス利用:鶴岡駅から庄内交通バス月山8合目行き約1時間30分
車利用:山形自動車道鶴岡ICから約28km

月山
標高:1,984m
所在地:山形県鶴岡市・西村山郡西川町・最上郡大蔵村・東田川郡庄内町

3.蔵王連峰(ざおうれんぽう)/山形市・上山市ほか

年間観光者数 98,300人

御釜

「蔵王連峰」は、東北地方の南北に連なる奥羽山脈の中にあり「蔵王山」とも呼ばれています。(正式には「ざおうざん」と読みますが、地元では「ざおうさん」と呼ぶ方が一般的です)

山形県と宮城県にまたがっており、山形県側を「山形蔵王」、宮城県側を「宮城蔵王」とも呼びます。

「蔵王連峰」の主な山は、地蔵山、熊野岳、刈田岳などで主峰の熊野岳は標高1841mあります。

「蔵王連峰」には、エメラルドグリーンの火口湖「御釜」をはじめ、裾野にはスキー場や温泉街などが点在しており一年中観光客が訪れます。(※御釜があるのは宮城県)

また、その姿からスノーモンスターとも呼ばれる「樹氷」が有名ですが、温暖化の影響で年々規模が縮小しており、そう遠くない未来に樹氷が見られなくなることが懸念されます。

樹氷
蔵王連峰
標高1841m(熊野岳)
所在地:山形県山形市・上山市  
    宮城県白石市・七ヶ宿町・蔵王町・川崎町

4.朝日連峰(あさひれんぽう)/小国町・朝日町・大江町・西川町ほか

年間観光者数 55,800人

朝日連峰

「朝日連峰」は、山形県と新潟県との境にあり、標高1870mの大朝日岳を主峰とし、南北に60km連なるる山岳地帯です。

大朝日岳

大朝日岳は、西朝日岳、竜門山、以東岳までの15kmを主稜としており、アルプスを彷彿させる美しい稜線が魅力で、山形県の隠れた名峰と言われています。

有数の豪雪地帯であり、夏の残雪や高山植物、ブナの原生林、深い渓谷が特徴で、夏山シーズンには登山客で賑わい、秋には紅葉狩りの観光客が訪れる人気のエリアです。

朝日連峰
標高:1870m(大朝日岳)
所在地:山形県小国町・朝日町・大江町・西川町
    新潟県村上市

5.飯豊連峰(いいでれんぽう)/小国町ほか

年間観光者数 30,100人

飯豊連峰

百名山の一つ「飯豊連峰」は、山形県、福島県、新潟県の3県にまたがる山脈で南北20kmに及び、主峰は標高2,128 mの大日岳です。

百名山の中でも山頂までの距離が長く、難易度が高いことで有名で、多くの高山植物が咲き乱れることから花の百名山にも選ばれています。

また、付近の白川ダム湖では、4月中旬から5月中旬の間だけ、新緑のシロヤナギが水の中から生えているように見える幻想的な「水没林」を見ることができます。

白川ダム湖の水没林
飯豊連峰
標高:2,128 m(大日岳)
所在地:山形県西置賜郡小国町
    新潟県東蒲原郡鹿瀬町
    福島県喜多方市山都町

6.神室山(かむろさん)/新庄市・金山町ほか

年間観光者数 23,100人

標高1365m、神室連峰の主峰「神室山」は、秋田県と山形県の県境に位置している日本百名山の一つです。( 神室連峰の最高峰は小又山の1367m)

また、高山植物のコバイケイソウやニッコウキスゲの他に、ミネザクラが咲くことでも有名で、花の百名山にも選ばれています。

30kmにも及ぶ神室連峰の美しい稜線は「みちのくのアルプス」や「東北のミニアルプス」と呼ばれ、アルピニストの心を掴んでいます。

神室山
標高:1365m
所在地:山形県新庄市・金山町
    秋田県湯沢市

山岳観光地ランキング/令和2年度 年間観光者数

  1. 鳥海山(ちょうかいさん、ちょうかいざん)/129,600人
  2. 月山(がっさん)/113,300人
  3. 蔵王連峰(ざおうれんぽう)/98,300人
  4. 朝日連峰(あさひれんぽう)/55,800人
  5. 飯豊連峰(いいでれんぽう)/30,100人
  6. 神室山(かむろさん)/23,100人

以上のような結果となりました。

山って結構人気があるんですね。

私は熊が恐ろしくて近場の小さな山でさえも行く勇気がありません。(羆嵐の映像が脳裏に焼き付いて…熊がコワい…ブルブル(;´д`))

山に行かれる皆さんは、くれぐれも気を付けていってらっしゃいませ~( ´∀` )

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